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「ふはははははは、そんな攻撃が俺様に通じると思ったのかあ」
怪人はふんぞり返って高笑いした。
だがしかし、頭は鉱物だが身体は普通の旧型怪人なのだ。ふんぞり返った瞬間、頭の重さでバランスを崩し、その場に倒れてしまった。
「成敗っ!」
TKGの旭が叫ぶとお巡りさんが怪人を縄で括り、文字通りお縄にした。
お前らは暴れん坊将軍とお庭番か!やめろ!これ以上往年の名キャラクターの要素を入れないでくれ!キャラ渋滞が起きるじゃないか!
「さあ、留置場までしょっぴくぞ!」
お巡りさんは怪人を起こそうとした。
「お、重たい…」
俺も手を貸した。しかし頭が鉱物の塊だけあって重たい。こいつはさっきまでどうやって2本足で立ってたんだ?
その時だ!
ブオーンと非力なエンジンをブン回す音が聞こえた。
遠くから軽トラが猛スピードで近づいてきて公園の入り口で止まった。その後ろにはクレーン車がついてきてるぞ!
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