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×月×日 天気晴れ
目覚めるとあの男性が居ました。
私は1週間も寝ていたようでした。
ここはお屋敷からも遠い街外れにある家でした。
彼は最近熊や猪が出るというので罠を仕掛けに森にいたと話してくれました。
そして私に一目惚れしたと。
私は行くところもない。
あの悪夢から逃げるには今しかない。
私は名前を偽り正体を隠し彼としばらく経ってから結婚をする事になりました。
私達はあのお屋敷からは遠い街に移り住み暮らしています。
ただ時々あの事を思い出すのです。
もうこの手帳事記憶も閉してしまった方がいいようです。
私は名前、身分そして記憶、この手帳を破棄します。
この手帳がもし意図せずに破棄されないまま誰かの手にわたってしまったのならばすぐにこの手帳を手放してそして読んでしまったのならば気を付けて。。
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