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自宅警備員
ボロボロの身体のままゆっくり家に向かう。
我が家には自宅警備員と言うなのニートがいる。
そいつだけには会いたくない。
そう願う帰り道。
だがそんな願いも届かず家のドアを開けると紐を持った元兄のニートがそこには居た。
コイツに抵抗すれば最悪なことになるそう分かっている。
だから私はニートに近づいた。
そうすると毎回「いい子だ今日は手と足は縛らないでおくよ。」
と言う。
身体の自由よりも跡がとても残る事が嫌なのでこうするしかない。
抵抗すれば髪の毛を引っ張られるか首を紐で絞られながら部屋まで引きずられる。
それよりはマシだ。
黙って部屋までついていく。
逃げようと思えば逃げられるのだろう。
だが逃げられない私は。
暗い部屋にドアが開いた途端光が射し込む。
だがそれもあっという間にドアが閉まり暗闇に戻る。
かつて兄だった人間はここにはいない。
ここにはもう私の股間に顔を埋めて息を荒げているクソニートしかいない。
「服を脱げ」
そう言われ服を脱ぐと痣や傷などを触りながら「可哀想に××お兄ちゃんが助けてやるからな」とキスをしてくる。
助けてやるそう言える立場なのかこのクソニートは毎回言われる度に思っている。
そのままベットに押し倒され全身を舐められた。
まるで犬のように。
唾液まみれの私の身体を隅々まで凝視し首に手を当て首を絞めてきた。
「好きだよ好きだ。助けてやるからな必ず」
そう繰り返しながらイチモツをこすり付けてくる。
こんな姿親が見たらきぜするだろうきっと。
いやあいつらなら笑っているかもな。
そう考えていると段々と意識が遠くなっていった。
はっ。
起きると自分の部屋だ。
ニートは満足したようだ。
ご丁寧に身体まで拭いてくれたようだ。
「気持ち悪い」
小さくつぶやきながらもお風呂に入った。
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