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フラれた私と運命の時-表-
「そうですよね、、、」
「ごめんね」
私はフラれたショックで
言葉がでず、今にも涙が出そうだった。
すると、最上先輩の背後から大型のトラックが、
遠くから走って来るのが見えた。
トラックはスピードも落とさず信号を無視して、
交差点で立たずむ私たちの所へ突っ込んで来た。
私はとっさに最上先輩を投げ飛ばした。
「先輩危ない!!」
その後の事は覚えていない。
私が次に目覚めたのは病院のベットの上だった。
ここはどこだろう。
目を開けると、白い天井と
蛍光灯の光が眩しかった。
そして、体がズキズキと痛み
私は目位しか動かすことが出来なかった。
すると看護婦さんが病室に来て、
私が起きてる事に気がつくと、
急いで先生を呼びに行った。
走って私の所に来た先生は、
私が事故に会った事、
数日間眠っていた事、
そして一緒にいた男の子は
無事だった事を教えてくれた。
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