7人が本棚に入れています
本棚に追加
長男出産
里帰り出産でした。
今思うと、お義母さんがうちにおいでと言ってくれたし行けばよかったと思います。そしたら今ごろ旦那方の親戚ともっと親密だったろうなあと。
8ヶ月になっても私のお腹はあまり大きくなりませんでした。だから、なんと無く危機感がないまま里帰りをしました。
それまでお世話になっていた産科の先生から
「初産にしては胎児が大きいから帝王切開もありうるよ」
とアドバイスを受け、地元の産科でも、帝王切開もありうるよ、と言われちょっとびびりましたがまあその時はその時だと、呑気に構えていました。
さて陣痛がきて、いよいよ出産となったとき、なかなかお腹から赤ん坊がでて来ないので、助産婦さんが私のお腹を押してました。
やっと赤ん坊が出た時、助産婦さんが「うわあ!」と叫ぶので、なんかあったのか??と思ったら、「赤ちゃん大きい!」とのこと。
出生体重三千七百グラム、身長五十七cmだったそうです。それで、もう首が座っているそうでした。
新生児室に並んだ生まれたてほやほやの赤ちゃんたちの中、うちの子一人、産着から手足がニョキ!とはみ出ていて、手や足の大きさが新生児とは思えない程でかく、見舞いに来てくれた人が一目見るなり「はあ?!」と笑ってました。私の見舞いに来た人だけでなくよその人まで。
産まれた時から出落ちで笑いを取る定めを負って来た子のようでした。
泣き声も、カラスの雛のような声で ンゲゲイ、ウゲイと泣くので、すぐうちの子が泣いていると解りました。
最初のコメントを投稿しよう!