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31日の夜
川端和人は神楽坂のキャバクラへ友人1人を連れて入った。
「川端さんと神楽坂のお店くるの久しぶりだね!、誰かお気に入りの子でもいるの?」
「うん、ちょっとね、気になる子がいるんだ」
一緒に来てるのは、仕事の取引先でもあり10年来の友人にあたる、透(トオル)さんだ。
俺と同い年だが、実家はボンボンで何も苦労の知らなそうなやつだが、商才は俺より乏しい。
席について、菜穂を待つ。
「あ!、川端さん!」
「菜穂ちゃん、久しぶり〜」
「お顔、結構赤いですね、飲んできたんですか?^_^」
菜穂が俺の顔をジッと見つめる。
きらびやかでヌーディーなワンピースを着ていた。
手首が華奢でふとした仕草も菜穂のか弱さを際立たせる。
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