穢れ

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上り終えるとそこはちょうど夕日が差し込んで美しい公園があった。 噴水もあり立派な公園だ。 それにしてもとても綺麗だ。 穢れた私とは違って。 自動販売機で温かいお茶を買いベンチに座った。 1口。 お茶を口にするとじんわり身体が温かくなった。 すると大粒の涙がこぼれ落ちた。 醜い自分穢れた自分が嫌だった。 こんな仕事辞めたい何度も思った。 でも生きていくにはお金が必要なんだ。 お店で袋を買う事すらお金がなければできないこんな世の中嫌でも働くしかなかった。 思い描いていた未来とは大分違うな。。 将来は綺麗なお嫁さんになりたいって思っていたけど今は穢れすぎてもう白すらくすんで見える。 キラリ 涙が夕日に照らされ光っていた。 綺麗。 そう思った。 自分は穢れている。 でも私から流れた涙はこんなにも美しくなれるのか。 差し込む夕日によって。 ねぇ私を照らして。 そしたら穢れがとれて美しくなれるかな綺麗になれるかな。 ねぇ沈む前に私を照らしてよ。。
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