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「自分が出したものとはいえ、うまいもんじゃないな。」
先生の精液を飲み込んだ後、うがいもせずにむさぼるように口を重ねたのだ。
私の口の中からする精液の味と臭いに先生は苦笑いを浮かべるが、だからといって口づけをやめるつもりはないようで、繰り返し舌を、唾液を絡めるような濃厚な口づけを交わしてゆく。
「……今度は俺の番な。」
そういって先生は、ワイシャツと肌着を脱ぎ捨てて全裸になってしまった。
引き締まった体に、形よくついた筋肉。
そして、もう猛々しくいきり立っている先生の中心。
……あれが欲しい。
キュンと疼く下腹部。
「しながら脱がすのは苦手なんだ。だから…脱がすぞ。いいな。」
私はコクンと頷き、腕を上げたり腰を上げたりして、先生がすんなりと服を脱がせられる様にわずかばかりアシスト。
下着だけはつけておくのかと思いきや、すべてを脱がされてしまった。
「橋本……きれいだ。」
まじまじと頭の先から足の先まで見られ、そんなことを言われるのだから、どうしたらいいのかわからないぐらい照れてしまう。
「その姿で照れられると……そそられる。」
先生の目が獰猛な欲望の色に染まる。
……その目で、その手で、その中心で。
私をおかしくなるまで満たしてほしい。
私は先生に向かって両手を広げた。
「先生、きて。先生の全部をちょうだい。」
先生は返事をすることなく、私を強く抱きしめて噛み付くように唇を重ねた。
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