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「もっととか……、どれだけ煽るんだ?どれだけ自分が魅力的かわかってないだろ?」
力強くズンッと穿たれ、びくんっ!と大きく体が震えた。
「……加減できないからな。泣いたって止めない。」
先程よりも律動が早くなり、律動のたびに自分のものとは思えない嬌声が口からこぼれた。
先生の激しくなった動きに、先程止められた快感の波がまた押し寄せてくる。
「あっあっ……せん…せ、いいの……、イキそ……んっ…」
あまりの快感に、ありえないぐらい高められてゆく。
「明の中……よすぎ…。…俺も……もう……」
私の中でぐんっと先生の質量が増した。
「……明、いい…か?」
ぐっと堪えている先生の声に、『欲しい』と下腹部がキュンと疼く。
「いい…よ。」
私の返事に、うれしそうに微笑んだ後、更に激しくなる先生の律動。
途端にやってくる快感の波。
もう爆ぜて弾けてしまいそう。
「せんせ…!いっ…、イッちゃう…!イッちゃう…!………ああっ!」
「明…!明…!イケよっ……、俺も……んっ、んっ……、はぁっ…んん!」
快感が弾けて、頭の中が真っ白になってゆく。
背を反らせ、全身を震わせ、達してしまった余韻に浸ってゆく。
その私の中で、ビクンビクンと先生の熱いモノも欲を吐き出しながら震えていて……
私の中で先生もイッてる…。
奇妙な満足感と幸福感。
「先生…」
そっと声をかけると、挿入されたまま優しく労るようにぎゅっと抱きしめられた。
「……大丈夫か?無理させたよな…?」
そんな優しい言葉をかけてくれる先生に、胸が甘くキュンと鳴る。
「大丈夫です。……先生、すっごく気持ちよかった……。」
素直によかったことを伝えると、あたしの中の先生が、びくんと欲を吐き出す震えとは明らかに違う震え方をした。
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