チェンジ?キャンセル?それとも…

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先生の表情まではわからないが、先生が息を呑んだのがわかった。 腕をゆるめ、先生の顔を見てみると、驚きの表情を浮かべ、顔を真っ赤にしている。 ぞくりとした。 ……やばい。 心臓が大きく高鳴っている。 ……この顔をもっとぐずぐずにしてしまいたい。 私は先生の返事も待たず、再度耳元へ口を近づけた。 「私じゃイヤ?」 そうささやき、私の口のすぐ側にある耳介へぬらりと舌を這わせる。 「っ!」 ぴくんと反応する先生。 ……かわいい。 「先生?耳、弱い?」 耳の形をなぞるように何度も耳に舌を這わせ…… 時折耳たぶを()むと声を押し殺したような息遣いが先生の口から漏れた。 片耳を執拗に攻め、先生の息が上がり、耳が私の唾液にまみれたころ、舌全体を使って耳から首筋へターゲットを変更する。 「…はっ……っ……んっ……」 先生はどうやら感じやすいみたい。 舌を這わすたびに声がもれ、甘噛みをするたび身体を震わせる。 耳と首だけの刺激で、驚くほど甘い吐息が先生の口から漏れ出て…… 心臓と下腹部がキュン…と疼く。 ……やばい。 ……本当にやばい。 先生がどんな顔をしてイクのか見たい。 私は基本的に受身なタイプなのに…… 先生がどんな風に乱れるのか見たくてたまらない。 「先生?」 首から口元を離し、私は先生に声をかけた。 頬が程よく上気し、目がとろんとしてしまっている。 上がってきている先生の息づかいに、ありえないくらい興奮してきている自分がいる。 いつもなら、きちんとプレイ前にはうがい薬でお互いうがいして、お風呂で身体を洗った後、いちゃいちゃみだらなことをするのがルールなのだが…
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