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私のかっこいいという言葉を聞いて、微笑みながら俯く友哉さん。
「ありがとう。今日はやけに褒めてくれるな」
「そうですね、明日の遊園地に気分良く行ってもらおうと思いまして」
苦笑いの友哉さん。
思ってる事を言っただけですよ、と言いたかったけれど、やっぱりちょっと照れくさい。
「おかげで気分良く明日を迎えれそうだ」
「それは良かったです。せっかくのデートに不機嫌で来られても嫌ですから」
お店で4人で飲んでた時よりも、やっぱり友哉さんとふたりでいる時間の方が短く感じる。
家に着くのもあっという間だ。
明日早いからいいですよ、と断ったけれど、いつも通り私の家まで送ってくれた友哉さん。
「いつも送ってもらってありがとうございます」
「どういたしまして。明日9時半に迎えにくるからな」
「はい。待ってます」
いつも通り、去っていく後ろ姿を見送る。
こうして見送って、明日もまたふたりで会う。
こういうのは初めてで、心が浮き立つ。
「……楽しみだな」
気がつけば声に出している私がいた。
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