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友哉さんと一緒にご飯が食べれるなら、毎日でも作りたい。 私がそう言うと、後ろにいる友哉さんは、さらに体を預けてきた。 ほぼ、後ろから抱きしめられている状態。 私の心臓が、驚いて心拍数を上げる。 「手料理食べたくなったら連絡する」 「はい……あの、怪我しちゃいますよ。危ないです」 無言で私の背中にひっついていた友哉さんは、暫くしてリビングに戻っていった。 ドキドキが収まらないまま、オムライスを作り終える。 我ながら、上手にできた。 目の前に置かれたオムライスを見て、友哉さんは目を輝かせていた。 その子どものような表情の友哉さんを見ると、愛おしくてたまらない。 このまま時が止まればいいのに、とベタなことを本気で思った。 「……食べていいのか?」 ご飯を待つ、犬のような友哉さん。 「勿論。食べてください」 私も、食べかけだったオムライスを口に運ぶ。冷たくなっていたけれど、美味しい。 オムライスを食べる友哉さんの、表情を伺う。
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