前書き

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前書き

   初めましての方も、そうでない方も、こんなにも特殊な(ある意味痛い)詩集に興味を持って頂きありがとうございます。  作中では専門用語に注釈を、詩自体には軽い解説を入れていますが、前提として少しばかり自己紹介をしておこうと思います。 「いらんわ!」という方は、スルーして頂いて構いません。はい。  詩の解説も蛇足(だそく)な気もしているので、スルー歓迎です。 《種條(たねじょう) 悠樹(ゆうき)(仮名)》 ・生年はぎりぎり平成。ベルリンの壁崩壊はリアルタイムでは見ていません。 ・性別は身体は女。心は男性寄りの中性。 ・恋愛対象は、現在は女性。男性は(まれ)にときめく程度でプラトニックな恋未満。どちらとも交際経験はありませんけどね。 ・埼玉県北部の田舎暮らしなので、出会いもなければ、セクシュアリティを公言も出来ず、ひっそり(たまに悶々(もんもん))と日陰に生きています。 ・小学生の時に受けたイジメが原因で、十代前半から引きこもり、今もって限られた行動範囲の中で過ごしています。とある事情で先だって調べたところ、精神科通院歴は十五年を越えていました。びっくり。  以上、こんな人間が現実と妄想混じりで(つづ)った詩を恥ずかしげもなく、公開しています。
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