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君の笑顔
君の笑顔 見たかった
君の笑顔 見ていたかった
だから僕 なんだって出来た
君と泣いて 怒って
おどけて 笑って
たとえそれが 道化のようだとしても
君の髪 触れてみたかった
君の隣 並んでいたかった
だけど僕 何も出来なかった
君は泣いて 怒って
強がって 笑って
そしていつか 大人になったとしても
君と僕 離れて行ったのは
きっと自然なことだった
君と僕 別の世界を持っていた
二人 溶け合うことのない世界を
君と僕 世界が交わった一瞬が
きっとかけがえのない奇跡
2009.6.10
《解説》
引き続き初恋の君を。ふとした瞬間に思い出すのがどうやら初恋というものらしく、忘れられないなりに自分で納得しようとした作品。
未練がましくこの後も、初恋の君を題材にするだめな自分です。
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