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神様だって、お腹が減る。
神様だって、恋をする。
神様だって、夢を見る―――
『どうせなら、道中楽しいほうがいいじゃない?』
『折角だもの。 楽しまなくっちゃ』
『……そう、だな。 否定はしないでおこう。 たしかに我は、楽しみを見いだしていた』
そんな神様たちの『コランダム世界』が、静かに緩やかに翳っていく。
彼らは何を見て何を思い、紅と蒼のその瞳に何を映すのか―――
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