紅と蒼の神様

1/1
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/841ページ
神様だって、お腹が減る。 神様だって、恋をする。 神様だって、夢を見る――― 『どうせなら、道中楽しいほうがいいじゃない?』 『折角だもの。 楽しまなくっちゃ』 『……そう、だな。 否定はしないでおこう。 たしかに我は、楽しみを見いだしていた』 そんな神様たちの『コランダム世界』が、静かに緩やかに(かげ)っていく。 彼らは何を見て何を思い、紅と蒼のその瞳に何を映すのか―――
/841ページ

最初のコメントを投稿しよう!