月曜日

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街から少し離れた山奥に大きな屋敷が聳え立っており、そこにぼっちゃまとばあやは生活している。 「やっぱり、病院は息が詰まるねぇ」 家に帰ってくるなり、ソファにどかっと横になったおぼっちゃまはふぅとため息をついた。 その間にばあやは台所に行ってお茶の用意をしていた。 「なんだいばあや。さっきっからずっとダンマリじゃないか」 カチャカチャとお茶菓子の用意をしていた。 「お言葉ですがおぼっちゃま…」
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