0人が本棚に入れています
本棚に追加
夫の性格を正そうとする作戦会議、とは名ばかり。
いえ、最初はそうでした。
緊張のせいか、のどもお互い渇きます。ドリンクバーに上司の方の分、わたしの分、何度もなんども立ちました。
その度に、わたしの足への視線を感じました。
すると上役の方の言葉が、だんだん旦那とワタシの対比を交えて、旦那の駄目なところ、ワタシの洋服のセンスの良さ、旦那は幸せ者だとか、ワタシの身の不遇さだとか、よく分からない事になっていきました。
でも、すこし気分が良くなってきます。そういうものでしょ?誰だって。
だんだん深い話ができる関係性を築く事となります。
この男性の方は夫婦関係が上手くいってないのと、息子が勉強もせず、さらにずっと反抗期が続いている。でも自分は厳しく躾けている。なのに妻が甘やしてるとのグチ、そして自分が家計を握っているから、そこそこ金銭面で余裕がある事を口にした。
最初のコメントを投稿しよう!