レド🐰スマホに嫌われる

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レド🐰スマホに嫌われる

 レドとダンは仲良しこよしで、スマホも一緒に購入。  レドは一通り設定を済ませた後、グーグルアシスタントの入力をしようとして、一生懸命スマホに呼びかけます。  声の認証をすれば、レドの話しかけに応えて、素早く情報をくれるとか……  ドキドキしながらちょっと気取って呼びかけます。 🐰「OK Google(オーケー グーグル)」 ▮『……』    あれっ?声が小さかったのかな?今度は少しはっきり目の声で 🐰「オーケー グーグル」 ▮『‥‥‥』 🐰「ねぇ、ダン。この子言うこと聞いてくれない」  少し離れたところにいたダンは、そいつはボケてるなと笑いながらからかいました。 🐇「ボーケーブーブー」 ▮『‥‥・はい。ご用件は何でしょう?』 🐰「えええええっ!?何でぇ~。目の前でしゃべっているレドに反応しないのに、ひどくない?ボーケーブーブー」 ▮『‥‥‥』  ダンは隣の部屋で大笑い。レドはそんなに笑わなくてもいいでしょと言いながら、あっかんベーをしました。 🐇「ひゃっはっはっ‥‥そんな変な顔して!」 ▮『お待ちください。ただいまご期待に添えるよう変な顔を練習中です』  きょとんとしたレドとダン。スマホが意味を取り違えて変な顔をするように理解したことが分かり、ギャハギャハ大笑い。 🐰「本当に変な顔したらどうするの?怖いよ~ww」  スマホの代わりに、変な顔して笑い転げたのでした。  今日もほっこりアニマル村は、笑いに包まれて一日が過ぎていったのでした。
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