ゲームと俺と

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隠しても無駄だったようで、今度はあはははと笑って誤魔化す。まさか、匂いに反応してたってしまったなんて恥ずかしくて言えない。それに変態だと思われるのも嫌だ。 なんとか誤魔化さねばと真琴は頭をフル回転させるが特に何も思いつかないでまた焦る。考えている間にスっと手が伸びてきて足の合間に滑り込む。そして、手の甲で熱を帯びている中央部をさわさわと撫でられる。 「え、あ、ちょ……んっ」 ソワソワと動く手を静止するも逆に手を取られ、ベッドに押さえつけられてしまう。 「なんでこうなったかは後でまた聞くから、ひとまずコレ、何とかしないとね?」 「や、そ、そうなんだけどさ・・・待ってりゃ落ち着くだろ。」 「……でも、構って欲しかったんでしょ?ごめんね、放置して。」 「今から構ってくれんのかよ……」 「うん。沢山かまってあげる。だからさ、とりあえず全部見せて。」 「は?え???」 全部見せて、と言って急にベルトを緩めらズボンのチャックを下ろされてしまう。見事なまでの早業で真琴は身動き取れずされるがまま、下着とズボンを一気に脱がされてしまう。 「み、見るなよ……」 「なんで?見たいから見てるのに。」 「恥ずかしいんだよ!わかれよ……」 自分だけ下半身丸出しの格好で、しかも既に熱を帯び反応しているソレをマジマジと見られているのだ。恥ずかしくないはずがない。 顔から火が出そうとはまさにこの事かと真琴はそっぽを向いた。 そんな真琴に対して逆に龍聖はは顔色一つ変えずに涼し気な表情を浮かべてこちらを見ている。むしろ何となくニヤついているような……。まじまじと視線を送られいたたまれなくなった真琴は言った。 「りゅうも……脱げよ。俺だけなんて……やだ。」 「うん。あ、そうだ。マコが脱がせてくれてもいいよ?」
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