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新衛隊達とのお茶会の翌日
学校に出勤し、職員室へ行くと髪をキッチリきめ、いつも通りスーツを着崩している蓮先輩がいた。
いつもは時間ぎりぎりに来るのにどうしたんだろう。
「おはようございます。蓮先輩」
「おう。今日も可愛いな朱里」
「今日はどうしたんですか?いつもより早いみたいですけど…」
「華麗にスルーするくせに、俺のことはよく見てんだな。ってか朱里に無視されるとなんかゾクゾクするわ」
「………………そうですか」
頭のおかしい蓮先輩を無視して自分の机に向かうおうとすると、ごめん、ごめんと謝ってきた。
コイツマジで脳ドックと眼科で検査受けた方がいいんじゃね。キモすぎワロタ
「なんか理事長から話があるらしくてな」
「僕何も聞かされてないんですけど…」
「あ〜なんか毎回話がある時に限って俺が遅刻するから直々に連絡が来たんだよ 」
「えっ?理事長と個別で連絡をとってるんですか?理事長はグループでしか連絡をとらないと聞いたんですが……」
「おー。個別で連絡とってるな。
なんだよお前、理事長に妬いてんのか?」
んなわけないだろうが。
ニヤニヤしている蓮先輩。しかし、僕はそれに構ってる場合じゃない。
義兄さんは前に個々での連絡を取る際に、教師同士で結構な問題に繋がったとかで個々の連絡はとらないようにしたんだとか。
まぁあんだけイケメンだからな。いろいろホモ方面でなんかあったんだろう。詳しくは知らんけど…
ってかマジで?そんな理事長が?
蓮先輩の為だけに個別で連絡したの?えっ?なんで?付き合ってるから?突き合っているから蓮先輩だけに個別に繋がってるの?えっ?僕の姉の旦那だよね??浮気??けしからん。もっとやれ
正解→ホストと朱里くんの仲を取り持つために、ホストに朱里くんの情報を渡したりするので、個別に繋がってないと何かと面倒だから。
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