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近所まで迎えに来てくれた保険屋の
車に乗る。
高めのＳＵＶ,
さすが、２世の社長。
今日も素敵なスーツに少しだけ、
ときめく。
たわいないの無い話をして、
ラブホテルの受付パネルから、
一番安い部屋を押す。
Hがしたくている私にはそれで充分。
じゃないと、
気持ちが嫌になる。
シャワーを浴びて、
そこそこのセックスして、
部屋をでる。
ハンガーにかけてた上着に
少し萎える。
奥さん、ちゃんとしてるんだなぁって。
この後の予定を伝えてあったから、
金髪ねーちゃんの店まで送ってもらった。
帰り際、
キスされそうになるのを
うまくかわす。
キスだけは誰ともしたくない。
気持ちが流れ出てしまいそう。
何もしてないのに、
体重が減っていく。
そういえば、
百合子に職場の調理の
おばちゃんが
心配してるって言ってた。
昼食をほぼ残す私に。
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