初めての朝帰り

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外に出ると、 家近くの近所のラブホだった。 えーえー、 私、ラブホテル徒歩で出る?! 。 と心の中で、 つぶやく。 しかし、 あの飲み屋、 好きだったのに、 行けなくなるな。 健司は相変わらず、 飄々としていて、 バスに乗って帰ると言った。 まだ、少し酔ってるから、 車でも送れないし。 交差点で、 「私、こっちだから」 とだけ言って、 別れた。 振り返る事もなく、  逃げるように、 家に向かった。
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