8人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
とある6月の金曜日。
朝図書室でルーティーンをしながら、考える。明日と明後日響谷先生に会えないのかとため息をつく。
憂鬱な金曜日だ。
気分が沈んだまま1日を過ごす。
気がついたら昼休みは終わりそうになっていた。
急いで数学の準備をし、今週最後の響谷先生の授業を受ける。
数学は苦手だが、響谷先生の授業はいつも短く感じる。
特に今日はあっという間に感じた。
6限目は体育だ。
バレーは苦手だからいつも端っこにいてぼーっと突っ立てる。
今何時かなと壁の時計を時計を見た時、顔面にとてつもない衝撃物が当たり、視界が真っ白になる
「きゃーーー!!!!」
悲鳴が聞えるがだんだんその声も遠くなり、私はそのまま意識を失った。
最初のコメントを投稿しよう!