みてるだけの朝。

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とある6月の金曜日。 朝図書室でルーティーンをしながら、考える。明日と明後日響谷先生に会えないのかとため息をつく。 憂鬱な金曜日だ。 気分が沈んだまま1日を過ごす。 気がついたら昼休みは終わりそうになっていた。 急いで数学の準備をし、今週最後の響谷先生の授業を受ける。 数学は苦手だが、響谷先生の授業はいつも短く感じる。 特に今日はあっという間に感じた。 6限目は体育だ。 バレーは苦手だからいつも端っこにいてぼーっと突っ立てる。 今何時かなと壁の時計を時計を見た時、顔面にとてつもない衝撃物が当たり、視界が真っ白になる 「きゃーーー!!!!」 悲鳴が聞えるがだんだんその声も遠くなり、私はそのまま意識を失った。
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