4日目。

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4日目。

俺は別に帰宅時間は決まっていない。 早い日もあれば、薄暗くなってから帰る日もある。 それでも少女は公園にいた。 毎日いるの【で】、もう慣れてしまって当たり前の景色になっていた。 「ねぇ!」 笑顔の少女に声をかけられた。 「…なに?」 対照的に面倒くさそうな視線を送る。 するとみるみる笑顔がくもり、俯いてその先の言葉はなかった。 何も言わないので俺は家に帰った。
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