『勝ったのに負けた気分だ』

1/4
前へ
/22ページ
次へ

『勝ったのに負けた気分だ』

「プラチナのナから続く言葉が尽きたのか?あぁ?さぁほら言ってみろ!!ナから続く言葉を!どうした!兄崎!手前こんにゃろ」 「名残の白濁液!如何だ春日」  何故胸を張り偉そうに言うのだろう。  この後も兄崎は偶に春日の知らない言葉を口する。  多分いやらしい言葉だろう。  兄崎の優し気な顔からは、想像できないほど下品な言葉のオンパレード。  1時間20分を越えたが、まだまだ猥褻な言葉は尽きない。  一度くらい詰まっても良いと思うのだが、さらさらと流れるように言葉は溢れるのだ。  彼の頭の中にはあとどれくらい猥褻な言葉が残っているのだろう。  まぁ、良い。  休憩時間をそろそろ終わらせよう。  休憩どころか余計に疲れる。 「生フェラチオ」 「……はぁ」  溜息が出る。 「もう止めようぜ」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加