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20年前、日本でテロリストによる大規模な
テロが起こり、それを起因に凶悪な犯罪が
蔓延した。誘拐や殺人、そしてカリスマ
扱いを受けたテロリストの模倣犯による
テロや組織犯罪行為や国際犯罪。
日本は混乱の世の中を迎えていた。
そんな中、警察はこの状況を打破すべく
新しい組織を育成した。
警察内にいる優秀な人間を集めて一つの
警察以上に法規的な組織を育成した。
そしてそのエリート達は、その混乱を
治める事に成功した。
その超エリート組織を人は
REDと呼んだ。
REDは発足後その事件解決力の高さから
世間に注目され、発足当時のメンバーは
芸能人やアイドルより人気を集めた。
その後、その優秀な組織を育成する為に
専用の教育機関が設けられる事になった
それがこの、都立六音学園だ。
この学校はREDを育てるために世界中の
エリート達が集まる学校である。
中でも特殊部隊育成科は、複雑な犯罪や
テロリストに立ち向かう為"特殊部隊"に
立ち向かう人材を育成する為、特に優秀な
高校生達が集まる。私もその科に入る。
六音学園ではREDに入ってすぐに戦力に
なれるよう厳しい実習訓練と、捜査や
聴取に必要な座学を叩き込む。
本日新入生として入学した私宮本烈火も
例に漏れずそんな学徒の1人だ。
「宮本くん」
そして、私にはREDになる事以上に大切な
とある目的があった。
六音学園理事長の六音礼稜は、廊下を歩く
私を呼び止め、理事長室に呼び出した。
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