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月一の親衛隊とのお茶会
俺の親衛隊、32人いたけど今じゃ13人。
生徒会は親衛隊がいないからといって、生徒会に入れないということはない。
このまま、俺の親衛隊にいて傷付くなら解散させた方がいいと考えている。
俺の可愛い親衛隊が傷つくのは酷いことを言われるのは嫌だからね。
「という訳で、会計の親衛隊は解散したほうがいいんじゃないかなぁって思ったんだぁ。皆のこと好きだから悲しいけどさ、皆が俺のせいで悪く言われるのは、嫌なんだ。俺のわがままだけど…。どうかなぁ?」
突然すぎただろうか。フリーズしてる子や、理解して泣いてる子…いろんな子がいる。
「…雪峰様。今残ってるの者達は、以前雪峰様に助けていただいた者達です。今、雪峰様の悪い噂が流れていますが、僕達は嘘だと思っています。ずっと雪峰様を見てきましたから。今、寂しそうな顔をしてる雪峰様を見て、はい、抜けますなんて薄情な事しませんよ。僕達は大丈夫です。」
優しく、強く、会計親衛隊隊長、白羽 優弥(3年)先輩が言った。
「僕は一応先輩ですからね。後輩に守られてばかりじゃ示しがつきません。雪峰様を守らせて下さい。」
ニコッと笑い、頭を撫でられた。今までこんな事してこなかったから驚いたけど、…良い親衛隊を持ったなとしみじみ思った。
そして今後の為の会議が始まり、いろいろと決まっていった。
「雪峰様が心配している、僕達が周りから悪く言われる件ですが、解散していませんが、表では解散したことにしましょう。解散するとこの会議室は使えなくなる為、今後集まる際は雪峰様が提案してくださった教室で行います。場所は後程メールで送ります。
もし、他の親衛隊の方々に加入を進められた場合、情報収集出来るので入っても構いません。
ですが、こちらの情報を流した場合、どうなるか。
考えて行動して下さいね。」
最後の1文怖いな。目が笑ってなかった。
因みに俺が提案した教室は俺専用医務室Cの隣にある教室。
医務室はA•Bあるが、Cは知られていない。
勿論、隣の教室使用は理事長に許可をもらった。
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