二人だけの生活

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美しいツヤのあるロングヘアに目鼻立ちのはっきりとしたエキゾチックな顔立ちの美人顔の瑠音さん。 「・・・御主人である高屋副社長の容体を考えたら、仕方がないとは思っているけど…でも・・・辰希さんの心に居つく貴方が妬ましい」 「瑠音さん!?」 「…ゴメンなさいね…私…辰希さんのコトがスキで…彼の会社に入ったのよ…でも・・・辰希さんのキモチは貴方のモノで…父には早く結婚しろと言われるけど…辰希さんのコトを諦めきれなくて…」 「瑠音…さん」 ――――私はこの会社に居てはいけない存在なのだろうか?
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