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「いただきます…」
辰希さんと三人で朝食を食べる。
雅は食欲もあり、一杯食べた。
「それだけ食欲あるんなら、大丈夫だな…雅君」
辰希さんは安堵した顔で雅の食べっぷりを眺めていた。
「そうね…昨日は本当にありがとう…辰希さん」
「…俺に頼るのはいいが…神戸社長には頼るな…」
「それは私の元カレだから?」
「そうだ」
辰希さんは強く返して、コーヒーを啜った。
「…元カレだと言っても…それは昔の話で…」
「昔の話かもしれないけど…」
「じゃ辰希さんだって…私のコト…従妹として見てなかったじゃない」
「それは…」
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