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「二人にはもう頼らないから…一人で頑張るから…」
「梓…」
「辰希さんだって…私のコトよりも瑠音さんとコト…気に掛けてあげたら?」
「…お前…瑠音から何か言われたのか?」
「別に…」
辰希さんは私の顔色を伺った。
「…瑠音のコトは気にするなよ…俺だって瑠音のコトは考えている」
「・・・瑠音さんと辰希さんは同い年。
でも、同い年でも…女性には子供を産むのに適した年齢があるんだからね・・・」
「梓お前・・・」
「・・・瑠音さんのコト気に掛けているんなら…ちゃんと彼女のキモチに向き合ってあげないと」
「・・・分かった・・・」
「…雅…完食したね…フォローアップミルク飲もうか?」
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