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「イーピンが他の奴らに触られてるの見たら、俺、嫉妬しちゃうかも」
両の乳首を指先で捻りあげられた。その痛みと「嫉妬」という言葉で体に火がついた。
岩井は執拗に乳房を下からたぷたぷと揉み捏ね、再び桃色の突起をキュッとつまんだ。
甘美な電流が流れ込み、体がびくんと跳ねる。
「乳首が、気持ちいいの?」
岩井は小さな反応さえ見逃さずに囁いた。恥じらいながらも、頷く。
「もう感じてるの? 本当は肩じゃなくて、こっちを揉んで欲しかったんだね」
囁いた唇が耳たぶを挟んだ。濡れた舌がくちゅくちゅと耳を舐めしゃぶる水音がダイレクトに鼓膜を刺激し、体中を舐めまわされている気分になる。
「は……ぁっ、ぁあっ……。違う、の……そうじゃなくて……」
淫らな音が思考に絡みつき、否定の言葉をうやむやにしてしまう。
岩井は外側から内側へ、乳房を寄せるようにしながら乳房を揉み続ける。その手の動きに合わせて、体の芯がジンジンと重い脈を刻む。体中が疼き、たまらずに内腿をすり合わせた。耳を弄んでいた舌が首筋を下りていくと、喘ぎ声が震えた。
「こんなに乳首硬くして、違うって、ないでしょう」
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