大嫌いなあの子の、パパ

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 尖端を指先で弾かれると、一直線に下腹部へと快感が走り抜けていく。それが、疼く花芯を包み、みさとは小さく喘いだ。  岩井は唇を重ねてくる。喘ぎに開いた唇に舌が差し入れられると、みさとは飢えたように相手に絡みつかせた。岩井はわざとピチャピチャと唾液の音を響かせながら、顔の角度を変えてキスを深めていく。  同時に、すっかり硬くなった乳首を二本の指先でつまんでみたり、揉みしだいたり、引っ掻いたりと、決して愛撫の手を止めない。 「ん……ふ、ぅ……ん」  激しくなるキスに合わせる余裕もなくなり、みさとはただ喘ぎながら相手を受け止めた。  みさとがぐったりすると、岩井はキスを止め、浅い呼吸に震える胸に顔を埋める。  乳房のふちをねっとりと舌先で舐められ、くすぐったさに下半身がさらに疼きだす。 「ちゃんと見て。みさとちゃんのびんびんの乳首」  言われるままに、頭を少し上げた。  すると、尖った赤い舌先が乳首を何度も爪弾き、唾液がまぶされた蕾が淫靡な艶を放つ様子が生々しく見えた。  その淫らな光景が直視できず、視線を上げると、間近に迫ってきた相手と目が合う。
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