大嫌いなあの子の、パパ

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 奥二重の狡猾そうな目、鼻筋の通った高い鼻。みさとが焦点の合わない目で見つめていると、彼は、形の良い薄い唇で乳首を挟んだ。そのまま口内で弄び始める。 「そ、んな……吸っちゃ、だめ……」  相手はみさとの言葉を無視し、口内で乳首を転がしては、絶え間なく乳房を揉んだ。  乳房をほおばるように大きく咥えられ、唾液ごと吸い上げながら双乳に指を食い込ませられると、甘い旋律が背筋を駆け抜け、みさとはじっとしていられなくなった。  「ひゃあああんんっ、食べない……で」  涙目で岩井を見下ろすと、彼はチュパっと音をさせて乳首から口を離し、口角をあげた。  その顔は、妻と娘に出て行かれた男とは思えないくらい、傲慢で、色気があった。 「そんなエッチな声を出して、だめ、じゃないだろう? みさとちゃんが感じている証拠、見せてあげようか?」  甘い愛撫で意識を朦朧とさせていたみさとは、抵抗することを忘れていた。  岩井は右手を下腹に下ろすと、ショーツの底を指でなぞり始めた。指先に押され、襞が滑るのを自覚した。 「や、やめて……」
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