はじまり

12/24
前へ
/125ページ
次へ
百合子も鳴ったってことは、必然的に同じゲームの参加者になったってことだよね。 何のゲームかわからないという、一抹の不安は残ったままだが、参加者が他にもいるという安心感は、ゲットできた。 とりあえず、一安心といったところか。 「みこちゃん、着いたよ。」 「わー! いい匂い! 」 あまりにもわざとらしい反応かもしれないけど、美味しそうな匂いが漂っていることは事実だ。 「さあさ、何頼むか決めよ! 」 「そうだね! 」 早く自分のスマホを見ないかなと、内心そわそわしていた。
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加