はじまり

13/24
前へ
/125ページ
次へ
「レッドカレー食べたいな! 」 なぜか、途轍もなく辛いものを食べたくなっている。 「え? みこちゃん、そういうの好きだったの? 」 「まあね。」 とにかく百合子とは、これ以上深く関わらない方がよさそうだから、無難な返答をしておいた。 「みこちゃん、スマホ鳴ってるよ? 」 今度は、私が百合子に教えてもらう形になった。 「本当だ! あ! お母さんからだ! ちょっと電話してくるね! 」 私は急遽、席を外すことになった。
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加