嵐の前の静けさ

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コツコツコツ ハイヒールを鳴らしながら歩いていると、隣で歩いていた男が問いかける。 「ん。………主様。楽しかった?」 そう聞いて来るのは、私のファミリーの幹部の一人であり、護衛のパトである。聞いて来た話しの内容は、さっきのパーティーのことだろう。 「ん~…まあまあかな?………そこまで、面白くなかったし。」 「そっか………あそに居た奴らヤル?」 「ん?…殺らなくていいよ~。利用価値ありそうだし。」 「ん。了解」 話しながら歩いていると、拠点の扉の前だった。…びっくり 「ただいま」(*^^*) 『お帰り』(* >ω<) 扉を開けて中に入る。この声をきく為に、この拠点を建てたのだ。………建てて良かったと、心から思う。そして、こう思う。 やっと、地獄から抜け出せたのだと。  っと!…こんなシリアスな雰囲気は、丸めてポイッ!…この話しは、もう終わったことだから… 「「クイーン!」」  「ん?何~」( -_・)? 「「ババ抜き!(* >ω<)」」「いいけど……三人で?」 「ううん(-ω-。)ジャックも一緒!」 ジャック…確かトランプ弱かったはず…確実に勝とうとしてるね。 「じゃあやろっか?」「今度こそ…今度こそ勝つ!www」 無理だと思うけどな… 10分後… 右…(*´・ω・) 左…(* ´ ▽ ` *) 右だね。相変わらず分かりやすい… 「また…また負けたぁ!www(ToT)どうしてだ~。」 「「顔に出てる。」」 「なん…だと…(°Д°)」 「弱~い!(* >ω<)」「弱い!(*´・ω・)」 「クソー!www。゚(゚´Д`゚)゚。」 キャッキャッ 嗚呼やっぱり幸せだなぁ~ だけど…ツマラナイ。……何か面白いことないかなぁ? 王道学園までもう少し。
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