第13の言葉【お金が絡んだら他人と思え】

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冷たいドケチみたいな言葉ですが、違います。 勿論、先に話した友人知人や家族とのお金の貸し借りの場合も、【他人にするように一線を引いて】考える事もそうですが… 例えば、引越しのお手伝いや子供の家庭教師をして貰った時のお礼とか、バイトとして自分の仕事を手伝わせたり、何か相手にお礼としてお金を渡す時、つまり自分がお金を渡す時もそう。 相手が弟だから、安いけど良いだろうとか、親だから、子供だからとお礼しなくて良いだろうとか、支払いが遅れても良いだろうとか、相手との距離感が近いと、お金の扱いの方もついつい甘えがち。 でも、お金を扱う時のこの距離感てのが実は非常に厄介で、些細な事でも思わぬトラブルになり、家族や友人との間に予期せぬ溝を作る事は何気に多い気がします。 この章で散々言ってきたお金の大事さは、自分にとってだけではなく、相手にとっても非常に大事な物。だから、ここを甘えるのは非常に危険です。 相手に支払う時も、他人に仕事をお願いして支払う時のように、あまり少な過ぎても多過ぎてもダメですし、支払い期限を意識して、なるべく早めに渡す方が良いです。 こういう部分でケチらないよう、すぐ支払えるように貯金に拘り過ぎるのもダメです。 近しい人との間にお金が絡んだら、他人とのやり取りの時のように細心の注意と、敬意を持って扱うようにする事が、お金を扱う上で最も重要な事だと私は思います。 お金を扱う時には感情に左右されないように、貸す時も借りる時も、支払う時も貰う時も、常に意識した方がお金の扱いや考え方も変わってくるので。
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