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グチュックパッ
凱の指が容赦なく中を解かす湿った音が、寝室に響いている。
「っッん、ふぁ、ッ」
後ろばかりに気をとられていたが、いつの間にか前方の性器をも凱に弄られている。
中に指を突っ込まれている苦しさだけでなく、前方の快感も加わって訳が分からない。
俺は瞳に溜まった涙を堪えながら、憎い凱を睨む。
「洋司、そんな顔で睨んでも煽るだけだぞ。あぁ突っ込みてぇな」
凱はスイッチが入ったかのように、前方を痛いほど激しく扱きながら、熱い中に指を荒々しく深く出し入れする。
「ッやぁ、ゃぁぁあ!っああ!!」
俺は悲鳴まじりの喘ぎ声を抑えられない。
達すると同時に中は凱の指をきつく締め付けた。
もう色々限界だったようで身体の力が一気に抜けて、意識が遠退いていく。
「良かったぞ、洋司。次は俺のを突っ込んでやるから、楽しみにしてろよ」
にやりと笑った凱の顔を最後に、意識を失った。
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