49人が本棚に入れています
本棚に追加
凱は手に付いた俺の精液を、わざとらしく親指と人差し指で伸ばす。
「いっぱい出たな、溜まってたのか」
すぐに達してしまった自分が嫌になる。
荒くなった息を整える間もなく、凱の手は再び動き出した。
「っもう、終わっただろ」
「何いってんだ、これからが本番だ」
困惑する俺を無視して、凱はさらに下のかたく閉じた蕾に触れる。
驚きで身体が大きく跳ねると、凱は吹き出したように笑う。
「ふっ、大丈夫だ、最後まではしない」
凱は俺の出した精液を蕾に擦り付けながら、耳を舐める。
「っふぁ、耳はっ」
強ばった身体から力が抜けるのを、凱は待っていた。
人差し指を蕾に押し当てると、強引に中に侵入してくる。
俺は圧迫感と羞恥心から涙を滲ませて、凱の腕を力なく掴むことしかできない。
最初のコメントを投稿しよう!