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凱の指は躊躇することなく、内壁を拡げていく。
初めて触れられた中は、凱の指を拒もうと収縮する。
しかし、自身の精液が潤滑油の代わりとなり凱の指を助けてしまう。
「っ苦しい、抜いて」
「まぁ初めてだからな。あと二本入ったら終わりにしてやるよ」
「もうっいやっぁ」
俺が抵抗する素振りをみせると、凱は耳に歯を立てる。
ぞくぞくとした強い刺激が走り、身体の力が一気に抜けてしまう。
「んっぁ、や」
「本当に耳が弱いな、ほら二本目も入っていくぞ」
「んぃっ、苦しっ」
凱の指が強引に左右に内壁を押し拡げて、俺を苦しませる。
俺は瞳に涙をためて、眉間にシワを寄せながら苦痛な表情を浮かべる。
休むことなく、新たな指が蕾に押し当てられたので、凱のことを強く睨みつける。
すると凱は喉を鳴らし、にやりと笑った。
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