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「ご、ごめんなさい……」
私の胸に触れたのに、柚瑠木さんはそのまま動きません。もしかしたら私の胸の小ささにガッカリしたのかもしれない、そう思ってつい謝ってしまいました。
「なぜ謝るんです?」
「だって、私の胸が小さいから柚瑠木さんはがっかりしたのでは……?」
柚瑠木さんはとても素敵な男性で、きっと彼の傍には容姿やスタイルの良い女性がたくさんいたはずだと思うのです。その女性たちと比べてしまえば、私の身体は貧相なのかも。
「……月菜さんの肌に触れて、感動しているとは思わないんですね。貴女にはもう余計な事は考えられなくしてあげます」
「……え? きゃあっ、柚瑠木さんっ!」
冷気に触れて、ピンと立ってしまっていた私の胸の先端を、柚瑠木さんは迷わず口に含んだんです。
まさかそんな事をされると思ってなくて、驚きで身体は後ろへと下がろうとします。だけど腰に腕を回され引き寄せられてしまい、余計に柚瑠木さんに胸を突き出す格好にさせられてしまい……
私の両胸を大きな手で揉んで、先端の果実を丁寧に彼の舌で転がしていく。いつもの冷静沈着な柚瑠木さんからは想像することも出来ないその姿に、私の身体がどんどん熱くなっていくんです。
「ゆるぎ、さんっ……」
……私は今、はしたなく興奮してしまっているのだと思います。
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