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「あっ……」
初めて彼に見せる生まれたままの姿に、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうです。隠そうと身を捩れば柚瑠木さんに阻止され、彼のその熱い視線を全身に感じました。
「綺麗です、月菜さん……」
「い、いちいち言わなくていいですからっ……!」
甘く優しい言葉は嬉しいですが、今はもうただ恥ずかしさの方が勝ってて。そんな時に余計に意識するような言葉を言われてしまうと、頭が茹りそうで困るんです。
なのに、柚瑠木さんは……
「夫の僕が妻である貴女を褒めて何が悪いんです? 僕をこんな風に変えてしまったのは月菜さんですよ」
そうやって甘く囁き、柚瑠木さんはそっと私の太腿に手を添えました。そのまま優しく私に脚を開かせると、彼の指が脚の付け根へと移動して……
「あ……っ」
初めて性的な意味で触れられたその場所は、知らぬ間に湿り気を帯びていて……
「……こんなに濡らして、感じてくれたんですね」
ずっと熱いと感じていたその場所は、聞きなれない水音を立てて柚瑠木さんの指を濡らしているようです。彼に触れられる興奮と快感、そしていやらしい音にますます奥から蜜が溢れてくるのが分かります。
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