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「……っあ、やあっ!」
ある一点に柚瑠木さんの指の腹が触れると、なぜか身体がビクンと勝手に反応してしまいます。柚瑠木さんはそんな私の変化を見逃してはくれません。
「ここ……なんですね? 月菜さんの感じる場所は」
そう言って微笑んだ柚瑠木さんは、先程私が反応した場所を執拗に何度もその指で擦って来るんです。その刺激から私は必死で逃れようとするのに、彼はそれを許してはくれず……
「もっと感じて、乱れた貴女を僕に見せてください。ずっと想像だけで我慢してきたんですから」
「や、なにっ……? いみが、わかんなっ……あ、あっ、ダメっ…んんーーっ!」
柚瑠木さんの言葉の意味も分からないほど、私の身体は熱くグズグズに蕩けてしまって。すぐそこに絶頂の波が来てる事を感じ、無意識に柚瑠木さんの黒髪を掴んで嬌声を上げていました。
二度目の絶頂で息は乱れ、散々快感を貪った身体は全く力が入らななっていました。視界もなんだかぼやけているように感じて……
でも脱力していた私の脚が大きく開かれたかと思うと、先程の場所に先程までの指とは全く違う太さの何かが宛がわれた事に気付きました。
「……そのまま、力を抜いていてくださいね」
「……え? あ、ああっ……!」
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