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怪物は丸太を拾いました。とても太い丸太で、怪物の身長と同じくらいあります。
「この丸太に乗れば、沼を渡れるんじゃないだろうか」
さっそく丸太にまたがると沼に入ります。冷たい水が足に絡みついてきました。
えいやっと地面をけると、丸太は沼の中を進みます。
半ばまで来た時、足を何かがかすめました。驚いて引っ込めるよりも早く、その何かは怪物の足に喰らいつきます。
あっという間に怪物は水中に引きずり込まれてしまいました。
濁った水の先にギザギザの歯が生えた巨大な魚が、大きな口を開けているのが見えます。
逃げる術もなく、怪物は怪魚に食べられてしまいました。
《バッドエンド》
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