7人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
やはり人に姿を見られるのが怖い怪物は動くことができません。
少女はためらう素振りもなくどんどん崖に迫っていき、ついに足を滑らせて落ちてしまいました。
怪物が慌てて駆け寄って崖の下をうかがうと、頭から血を流し倒れている少女がいました。細い腕や足はあらぬ方向へ曲がり、一目で死んでいることが分かります。
助けなかったことを後悔し、見殺しにした自分に絶望した怪物はさらに森の奥へこもり、それから一生独りで過ごしました。
《バッドエンド》
【選択肢を選び直す】
https://estar.jp/novels/25726240/viewer?page=3
最初のコメントを投稿しよう！