憧れの貴方に捧げる命

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「………」 そんなクッパ城の医務室でのやり取りを1匹のノコノコが見ていた このノコノコ、クッパに憧れてクッパ城に勤務をしていて務めは長い方で名前はノコピー。ノコピーはとても落ち込んでいた それを仲間のクリボーがノコノコに気づいて 「あれ?ノコピーじゃん!どうしたんだ、いつも明るいお前が落ち込んでるなんて」 「あ、クリクリ…実はさ、俺今回の件でクッパ様の元を去ろうかと思ってるんだ…」 「えっ!?なんでだよ!!確かに今回も作戦は失敗したけどさ、ノコピーが悪い訳じゃ…」 クリボー改めてクリクリはノコピーに説得しようとするがノコピーは首を横に振る 「俺が悪いんだよ…だって……今回のクッパ様の怪我は俺がさせたようなものなんだ!」 ノコピーはクリクリに苦痛に叫ぶと 「な、何があったっていうんだよ。敗因はマリオにやられた怪我だろ?」 ノコピーはそれは違うと言って話し始めた クッパがマリオと戦いになる前、ノコピーは城の中で武器の運搬をしてた。その時連日の勤務、大量の武器の出し入れ…体力的にもキツくなってしまった時、武器の戸棚の方に身体がぶつかり、大量の武器がノコピー目掛けて降ってくる あまりの多さに確実に武器庫一帯が血で染まるだろうと目をつぶった時だった
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