憧れの貴方に捧げる命

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「確かに、貴様のした事は裏切り行為だ。 我輩の許可なく勝手に辞めたのだからな…しかし、我輩の知らないところで罰を受けるのは気に入らん。だから、我輩が貴様に罰を与えてやる。」 「クッパ様の為ならどんな罰も俺は受けます」 ノコピーを正面に立たせて、クッパは仁王立ちになる ノコピーは覚悟を決めてクッパの言葉を待つ そして、クッパは腕を伸ばしノコピーの胸元に手をあて拳を握る 「貴様の命は我輩が貰った。これが貴様に与える罰だ。」 「……クッパ様」 クッパの言葉にノコピーの目からは大粒の涙が溢れて地面に落ちていく 「貴様から命を奪ったのだ。貴様は我輩のものだ。我輩の許可なくどこかへ行くことも、勝手に死のうとするのも貴様の意思ではもう出来なくなった。これからは我輩の為にこの命を使ってもらう!良いな!!」 「…はい、クッパ様……俺は、これからクッパ様のものです。クッパ様の命令ならなんでも…従います。」 ノコピーは片膝をつきクッパに忠誠を誓うのだった 「では、ノコピーよ…貴様に早速命令する。」 「はい、クッパ様」 クッパはノコピーを持ち上げ一緒にクラウンに乗り 「今から我輩と一緒に帰り、我輩と一緒に医務室へと向かい問診を受け、我輩が良いというまで身体を休ませて次の作戦の為に療養するのだぞ」 「はい、クッパ様!!」 ノコピーとクッパは一緒にクッパ城に戻った そして、ノコピーは医務室にて検査をしてクッパと医者から暫く休むように言われたのだった。 「ノコピー!良かった!!」 「クリクリ、ごめんな…これからはあんな馬鹿な事もうしないから」 医務室のベットで寝ているノコピーの元へ友達のクリクリが抱きついて、喜ぶ姿を見ればクッパは安心して医務室から出ていくのであった 「俺、クッパ様の為ならなんでもできるよ!」 「俺もだ!!」 ノコピーとクリクリはクッパを 益々尊敬するのであった。 クッパ軍団がマリオに破られても、部下がクッパの元からいなくならないのは、 皆クッパの事を心から命を賭けてもいいと思ってるからかもしれない 終わり
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