秘密

それから1週間。
僕は暇さえあれば彼女の行き先を見ていた。
彼女はよく僕が働いている間も外に出るそれは彼女との会話でも知っていた。
今日はここに行ってこれが美味しかった。
ここ素敵だったから今度行こう。
など彼女は話してくれる。
彼女は自分のこと以外はそれなりに話してくれるのだ。
彼女はその通りよく外にいた。
大体スーパーや雑貨屋さんにカフェ。
たまにカラオケにゲームセンター。
彼女はカラオケが好きなのかもしれない。
今度一緒に行ってみるか。。
そして休みの日。
ちょうど前回のランチ会から1週間。
今日も彼女はランチ会に行くようだ。
彼女は前と同じでランチをしたあとホテルに行きカフェに行きカラオケに行っていた。
ただ少し違かったのはどこかのビルの屋上に1時間も居た。
一体何をしていたのだろうか。。
帰宅した彼女はいつも通り今日の出来事を話してくれた。
いつも通りランチ会をして帰りに用があった場所で色々してお手洗いに上の階に行ったら屋上があってとても眺めが良かったそうだ。
普通それだけで1時間も居るのか疑問だか彼女はビルに行ったこと屋上に行ったことを隠さなかった。
これは彼女にとって秘密ではなかったらしい。
僕は数日悩んだ。
とある事を自分の快感のためにするべきか。
ランチ会の前日まで悩み僕は少し大胆な事をした。
鞄に盗聴機を仕込ませた。
きちんとバレないように細工はした。
そしてランチ会当日