つぶやき*何かを残すこと

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私が「描く」ことを好きになったきっかけは、中学二年生のとき。 *** 中二のある日、学校の階段を上っていると、後ろから一年の時の担任で国語教師のO先生に話しかけられました。 私が所属している部活動の顧問でもなく、二年生になってから授業も関わりがなくなった先生が、私に何の用があるのだろうと不思議に思っていると… 「作文コンクール、今回も7-coのを推したんだけど違う子に決まった。残念だったけど、先生は7-coの書く文章が凄く好きだから、いつも期待してるよ 今回の作文も面白かったよ」 そう言って私の肩をポンポンと叩いて、行ってしまいました。 「今回も」と言うことは毎回推してくれていたんだろうか…聞き逃さなかった「も」がなんだか嬉しくて、その言葉に突き動かされて今に至る単純な私です。 でも、きっと先生はマニアックな趣味だったんだろう…だって、三年間一度も選ばれてないんだもんね笑笑 きっと、他の先生からしたら、私の文章は国語的にはダメだったんでしょう。 だけど、今もそんな言葉を引きずりながら、今日まで描くことが好きでいられてるので、あの頃のO先生の言葉に感謝です。 いろいろ思い返してみると、授業で詩を書いたとき、作文を書いたとき、先生が名前を言わずに良かった作品を読むことがあると、必ず読まれていたような気がします。 たぶん、私の作品の一人目のファンはO先生ですね。 O先生ありがとう。 他にもきっかけは多々あって、友達に手紙の書き方が面白いって言われたり、受験のときの作文も、面接官に面白いって言われたり…ん?いい文章とは言われてないなぁ…面白いっていったい!?笑笑 私は文法なんかはわかっていないので、内容の面白さなんかは重視されないからコンクールに出品する作品には選ばれなかったんでしょう… もっと勉強しなければいけませんね。
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