終わる恋は白銀世界に咲く一輪の花

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 そんな過去の記憶を窓に浮かべていると、あっという間に午前中が終わった。  いつもに奴らと下らない話に花を咲かせつつ、お昼休みを経て、眠さが一向に増す午後の授業へと突入する。  これがまた倫理の授業で、眠さ紛れにまた外を見る。  はぁ。  あぁ、そう言えば、あの日も雪だったっけ。
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